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応召義務
- 2013/07/28(Sun) -
医師には「応召義務」というものがあります。
診療を求められたら、正当な理由無くこれを拒んではならない、というものです。

医者がそこにいる限り、「本日の診療時間は終了しました」と言うことはできないキマリです。
診療時間が終わる少し前に、あらかじめ受付を終了するなどということは、本来、御法度なのです。

しかし、真面目にギリギリまで受付を行えば、診療は終了予定時刻を過ぎてしまいます。
当院では、駆け込み受付を全部受け入れているので、診療時間はどんどん延長していきます。

たとえば今日は日曜日なので、本来は17時までの診療ですが、実際に終わったのは19時少し前でした。
これはまだ良い方で、冬場など風邪の多い季節は、4時間も5時間もオーバーすることがあります。

考えてみると、応召義務というのは、理不尽なものです。それを決めたのはお役所です。
ではお役所は、職員が庁舎内にいる限り、市民の要請があれば窓口を開けてくれるのでしょうか。
銀行はどうか。午後3時を過ぎても、職員はまだ働いていますが、来店者に対応してくれるでしょうか。
一般の商店はどうでしょう。従業員がいる限り、客の求めに応じてくれるでしょうか。

仮に、他の業種で時間外の「サービス」はしてくれても、それは「義務」ではありません。
ところが医師の場合、それが義務なのです。
いや、それぐらい、プロ意識の高い職業ということで、納得はしてますが。

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