富士フイルム
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- 2013/08/07(Wed) -
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自宅からハンズマンに行くときいつも、富士フイルム(富士フイルム九州)の工場の横を通ります。
こどもの頃、瀬戸内工業地域で育ったので、出光のコンビナートや協和醗酵など、工場は身近な存在でした。 北九州に住んでいた頃は、新日鉄の製鉄所をいつも、自宅の窓から遠くに眺めていました。 このような工場に共通するのは、迷路のようにつながった、むき出しの配管と煙突でした。 ところが、菊陽の富士フイルムの工場は、四角い建物ばかりで中味が見えません。中で何をしているのか。 調べてみるとあの工場では「フジタック」などの「タックフィルム」を作っているそうです、って何それ? タックフィルムとは、液晶ディスプレイの部材の中でも重要な「偏光子」を保護するフィルムだそうです。 そして富士フイルムは、タックフィルムの世界シェア約6割。ちなみにコニカミノルタのシェアが約4割。 液晶テレビでは韓国勢にすっかりやられてしまっている日本ですが、こういった基本的な部分は強いのです。 菊陽の工場は、富士のタックフィルム製造の主力工場だそうです。てことは、菊陽が世界一の工場ってこと? なかなかあなどれない工場が、身近にあったものです。
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