半沢直樹
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- 2013/08/11(Sun) -
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TBS系列で日曜の夜に放送されているドラマ「半沢直樹」。視聴率30%越えらしいですね。
私も毎週欠かさず観ています。今夜も観ました。裏番組のNHK BSの「馬医」は録画です。半沢優先です。 半沢の原作者の池井戸潤氏の作品は、以前観たドラマ「空飛ぶタイヤ」も、とてもよかった。 彼の連載小説では、伏線をいっぱい張りすぎて、それが生かされないまま終わることがあるそうです。 思わせぶりな伏線を、最後までそのままほったらかしって、むしろ斬新で面白い。 いまネットでは、半沢直樹がなぜウケるかを分析した記事やブログが目立ちます。 私が思うに、その理由は「仕返しによるカタルシス」だと思います。半沢風に言えば「倍返し」です。 人間には悪魔的な本性があって、「仕返し」とか「復讐」によってカタルシスを得る生き物なのです。 仕返しによるカタルシスを強化するための条件を考えてみると、次のような点でしょうか。 (1)主人公は、ひどく理不尽な仕打ちに苦しむ (2)その主人公に、激しく感情移入できる (3)仕返しのために、ジワジワ外堀を埋めていく (4)予想以上の仕返しに成功する、つまり倍返し 水戸黄門と同じで、結末を予測できてもカタルシスは得られるのだから、予想以上の倍返しならなおさらです。 |
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