キラキラネーム
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- 2013/08/12(Mon) -
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「キラキラネーム」 まず、その呼び方がおかしい。
こどもの名前に、特殊な読み方をする漢字を当てることが増えているのは、職業柄よく知っています。 ただ、キラキラネームという呼称は、最近になって知りました。 名前が読みにくいと言うだけで、私は目くじらを立てたりはしません。個性的でいいじゃないですか。 「救急現場で名前を呼べなくて困る」なんて意見もありますが、本質的な問題とは思えません。 読みにくい名字だって、たくさんあります。 それよりも、その子が学校に行き、大人になり、一生その名前で生きていくことを、親は認識しているのか。 そこまで考えた上での命名なのか。それが大事でしょう。 漢字が難しいと、こどもが学校で苦労する、なんて言う人もいますが、名字の漢字だって同じことです。 私も低学年の頃は「つる原由一」と書いていましたが、ある時から「鶴」の文字を書くようになりました。 不格好に大きな「鶴」の字になってしまいますが、それ以来、「鳥」の付く漢字にも興味を覚えました。 私の名前の「由一」にしても、初対面の人から必ず正しく読んでもらえるとは限りませんが、かまいません。 さいわい日本語には「かな」があります。読み方を口で伝えれば、聞き手はそれを正確に書き留められます。 でも、例えば英語ではどうなんでしょう。耳で聞いただけの言葉を記録するとき、どうするんでしょう。 先週「刑事コロンボ」を観ていたら、ある人物のことをコロンボが聞き出すシーンがありました。 名前はどのようにつづるのかと尋ねられた相手は、わからないと返答。 コロンボは手帳に、なにやらメモってましたけど、つづりのわからない名前を、英語でどう書き留めるのか? |
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