打ち上げ中止?
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- 2013/08/27(Tue) -
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今日午後1時45分に予定されていた、新型ロケット「イプシロン」の打ち上げが、突然、中止されました。
NHK・民放各局の中でただ1局、日本テレビの「ヒルナンデス!」だけが、その模様を生中継していました。 休診日なので、ずっと見てました。固唾を呑んで、そのカウントダウンを聞いていました。 「5、4、3、2、1、ゼロ・・・・」え〜っと、あの、飛び上がりませんが・・・もしかして、失敗? その後しばらくして「打ち上げ中止」と報じられました。 いやいや、「ゼロ」を言ってなければまだしも、ゼロまでカウントしておきながら「中止」ですか。 発射19秒前に異常が検知され、カウントダウンが自動停止したそうですが、じゃあ、あのカウントは何? 今月初めに電気系統の配線ミスが判明し、打上が5日延期されたと思ったら、こんどは19秒前の中止ですか。 ロケットの異常ではなく、地上との通信に問題があったとするJAXA。むしろ問題の矮小化が気になります。 次の打ち上げでロケットに異常があっても、通信の問題で異常と判断できない可能性が心配です。 「中止」であって「失敗」ではなかったにしても、今後の打ち上げビジネスに差し障りはあるでしょう。 思い出すのは、大型ロケット「H2」と「H2A」の打ち上げ失敗。あの時にも、同じことが懸念されました。 運用終了が迫る気象衛星「ひまわり5号」の後継は、当初、公募名による「みらい1号」となる予定でした。 しかしこの衛星を搭載した「H2 8号機」が打ち上げに失敗。 次の気象衛星は「H2A 6号機」で打ち上げる予定でしたが、衛星の納期が間に合わず。 仕方なく情報衛星を載せて打ち上げたところ、これが失敗。日本のロケット技術に暗雲が立ちこめました。 しかし次の「H2A 7号機」で、気象衛星は無事打ち上げ成功。日本中が安堵したものです、たぶん。 衛星の名前は「みらい2号」ではなく「ひまわり6号」と命名されました。やっぱ、ひまわりっしょ。
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