HDD完全消去
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- 2013/11/05(Tue) -
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リース切れで返却(廃棄)する予定の5台のMacに対して、そのデータを消去する作業を順次行っています。
以前、故障したMacを修理に出すときに、データの機密をどのようにして保持するか悩んだことがあります。 さいわい今回は故障してません。なので消去用ソフトの入ったCD-ROMを使うことができます。 Macの場合どうやら、OS標準のディスクユーティリティが、いちばん簡単で確実のようです。 通常の方法で「HDDの初期化(フォーマット)」を行っても、データは消えないことぐらい知っています。 初期化操作というのは、ファイルの「番地」を消去しているだけだからです。 ファイル復元ソフトを使えば、簡単に復元できるので、初期化しただけでは廃棄できません。 そこで「データをゼロ消去」というオプションがあります。データ部分に“0”を上書きするわけです。 これで十分と思いきや、このような規則的データの上書きでは、残留磁気からデータが復元できるそうです。 それならば「7回消去」とか「35回消去」というオプションがあります。しつこく上書きするわけです。 まあ7回で十分だろうと考えて、今回は7回消去を選択。完了まで5時間もかかりました。 35回消去の方を選ばなくてよかった。 今回行った7回消去法は「DoD 5220.22-M仕様」といって、固定値と乱数とで交互に上書きするようです。 米国防総省(DoD)の消去基準に合致しているそうですが、NSAだけは復元できる仕様だったりして。
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