ワクチンの色分け
- 2013/11/23(Sat) -
当院でのワクチン接種では、まず接種前の診察時に、被接種者の腕に小さな丸いシールを貼っておきます。
ニチバンの「マイタックシール」というシリーズの、8ミリ径のシールです。
いよいよ接種する段に、このシールを確認しながら剥がし、腕を消毒し、注射をする、という流れです。

ポイントは、ワクチンの種類ごとにシールの色を変えていることです。
例えば、いま毎日のように接種している「インフルエンザワクチン」なら「水色」です。

じつはこの配色は、お役所が決めたワクチンの「テーマカラー」に準拠しています。意味があるのです。

ワクチンの入っているバイアル(薬瓶)のキャップは、そのテーマカラーに着色されて発売されています。
ロット番号を印刷したシールや、パッケージの一部も、できるだけ色を統一するように決められています。
また「予診票」の最下部にも、テーマカラーが帯状に塗られています。
「予防接種ガイドライン」によると、全部で25種類のワクチンに対して、25色が設定されています。

これらはすべて、ワクチンを判別しやすくして、取り違いを防ぐための工夫です。
私はそれに便乗して、テーマカラーと同じ色のシールを腕に貼って、接種間違いを防ごうと考えたわけです。

ただし、ニチバンのシールカラーは全部で12色しかないので、ワクチンの種類より少ないのが難点です。
シールにマジックで書き込みを加えるなどして、やりくりしています。

それよりもいちばん気になるのは、お役所が定めたワクチンカラー自体のセンスでしょうか。

三種混合は「黄色」、不活化ポリオは「白」、それらを混ぜた四種混合は「ベージュ」、中途半端な色です。
二種混合の「若草色」とヒブの「若竹色」や、日本脳炎の「藤色」とロタ(5価)の「紫」の違いも微妙。
小児用肺炎球菌の「青」とBCGの「ブルー」に至っては、まったく意味不明なんですけど。

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