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ノロウイルス検査
- 2014/01/17(Fri) -
浜松市で、ノロウイルス感染によると思われる、1,000人を超える集団食中毒が発生しました。
その原因は、給食の食材のうち、食べる直前に火を通すことの無い、食パンだったようです。

大々的に報じられているのは、症状がとても重いからではなく、感染規模が大きいためです。
ただし、乳幼児や高齢者、あるいは基礎疾患のある方が罹患すると重症化しやすく、注意が必要です。

予防法や対処法、治療法については、新聞やテレビで詳しく解説されるでしょうから、今日は割愛します。
ここでは、ノロウイルス感染の「簡易検査法」について、以前とは少し異なる観点で書いてみます。

平成24年の4月から、簡易検査が保険適用となったので、当院でも検査キットを購入して準備しています。
その納入価格は、10回分のキットが定価15,000円(税抜き)。1回当たりの経費は約1,500円です。
その診療報酬は、1回当たり150点。つまり1,500円。なかなか厳しい設定になっています。

1年ほど前にも書いたように、問題は、この検査の保険適用には年齢制限があることです。
簡単に言えば、3歳未満か、65歳以上か、癌の患者さんでなければ、保険がききません。
しかし、ノロウイルスが大流行するのは、保育園・幼稚園や小学校であり、3歳以上の患者さんも多いです。
また、飲食業や食品関係の職場の方々が、ノロウイルスの検査をして欲しい、と来院されることもあります。

そこであらためて、この検査における注意点をいくつか、お伝えしておきます。
(1)便をお持ちいただくか、院内で便を採っていただかないと、検査はできません。
(2)前述した年齢範囲などの方以外は、検査に保険がきかないので、自費診療になります。
(3)混合診療が禁止されているので、ノロの検査をすると、他の診療もすべて自費になる恐れがあります。

ちなみに、胃腸炎の原因がノロウイルス感染かどうかによって、治療内容が変わることはありません。

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