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軽いインフルエンザ
- 2014/02/07(Fri) -
「インフルエンザはA型よりもB型の方が軽い」とよく言われますが、必ずしもそうではありません。
とくに今シーズンは、かなり重症のB型の方や、けっこう軽症のA型の患者さんがいます。

軽いインフルエンザの人は、すぐに社会復帰(出勤・登校)できそうですが、それでは感染拡大を招きます。

国立感染症研究所によると、今期の流行は大半がA型(H1N1;4年前の新型)で、B型がそれに続きます。
A型(H3N2;香港型)は昨年から継続的に出ていますが、今年はB型よりも少なめぐらいのようです。

昨シーズン(2012/2013)は圧倒的にH3N2で、その前のシーズン(2011/2012)も同様でした。
しかしその前(2010/2011)はH1N1が主流であり、その前年(2009/2010)はH1N1一色でした。

4年前、H1N1が大流行したとき、あれだけ大騒ぎしたものの、症状は比較的軽かったことを思い出します。
単なる推測ですが、今年のA型は、症状が軽めならH1N1、重ければH3N2と、勝手に想像しています。

これら「季節性インフルエンザ」に加えて、国が対策に本腰を入れつつあるのが「鳥インフルエンザ」です。
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく「特定接種」の登録準備を、当院も進めています。

ところで「鳥インフルエンザ」の感染者が、今年中国で急増しているという不気味なニュースがあります。

中国で鳥インフルエンザが流行する原因のひとつは、ニワトリへのワクチン接種だといわれています。
ワクチンを接種しなければ、感染したニワトリは症状が重く全滅するので、よそに広がりません。
ところがワクチンを接種して免疫をつけると、症状が軽いものだから、感染が拡大しやすいわけです。

人間も、ワクチンを接種して軽症になるのはいいですが、その後の感染拡大には注意しなければなりません。

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