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車のマイコン
- 2014/02/18(Tue) -
私の愛車は買って3年弱ですが、半年ぐらい前からときどき、おかしな現象が起きていました。
運転席のドアを閉めると、後部トランクが開くのです。
ま、開くというか、トランクのロックがカチャッと外れて、半開き状態になってしまいます。
ちょうど、ドアを閉める風圧(車内の空気圧)に負けて、トランクが開いてしまうようなタイミングです。

じゃあ、トランクを閉めなおしたら、今度は運転席のドアが開くかというと、そこまでマンガではないです。

偶然起きた現象だろうと、タカをくくっていましたが、何度も繰り返すのでディーラーに相談しました。
すると、トランクの解錠をコントロールしているマイコンの誤作動だといいます。
先日車検に出した時に、マイコンのプログラムを修正してもらったら、解決しました。

エンジンやブレーキなどが、マイコンによって高度にコントロールされているのはもちろん、知っています。
しかしどうやらトランクの解錠ですら、単なる機械的なものではなく、電子制御されたメカのようです。

自動車用の部品は一般に、運転の安全性に直結するので、高度な信頼性と耐久性が要求されます。
その車載用マイコンの世界最大手が「ルネサスエレクトロニクス」です。世界シェアは40%以上とのこと。

今朝の日経は、回路幅40nmという、ルネサスの世界最高水準の自動車用半導を、大きく報じていました。
そのルネサスはさらに本日、回路幅28nmの半導体内蔵車載用マイコンの開発を発表しました。

ルネサスと聞けば、バドミントンの他には経営危機の話題ばかりでしたが、今後はいい話を期待します。

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