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3種混合廃止へ
- 2014/04/03(Thu) -
「3種混合ワクチン」というのは、乳幼児期に接種する定番ワクチンのひとつです。略して「3混」。
ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)の免疫をつけるもので、「DPT」とも呼びます。

2012年9月から、待望の「不活化ポリオワクチン(IPV)」が導入されました。
そして11月からは、DPTにIPVを混合した「4種混合ワクチン」の接種も始まりました。「4混」です。

4混のことを「DPT-IPV」とも表記しますが、内容的には「DPT+IVP」です。
現在の制度では、3混とIPVを別々に接種しても、4混で接種しても、どちらでよいことになっています。

しかし別々に接種を始めた場合は、原則として最後(4回目)までずっと、3混とIPVを別々に接種します。
4混が導入された時点で、すでに3混を一度でも接種していた場合が、それに相当します。
その反対に、4混導入後に接種月齢を迎えたお子さんは、最初から最後まで4混で接種することになります。

さて厚労省は先月、やがて3混を廃止することになる旨の通知を出しました。
「4混の供給が安定してきたので3混の製造販売を中止したいと、メーカーが言っている」というのです。

いかにもメーカーに責任を押しつける雰囲気の通知ですが、どうも、お役人はわかっていないようです。

すべてのお子さんが、標準的なスケジュール通りに、ワクチンを接種しているとは限らないのです。
ポリオワクチンの接種は完了したけど、3混が未完了の場合、残りの接種ができなくなってしまいます。

このような重要な施策は、自己責任で済ませてはなりません。
規定通りに接種しないことに原因があったとしても、そのお子さんを救済するのが行政の役目でしょう。

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