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パール柑
- 2014/04/22(Tue) -
「パール柑」なるものを、この歳になって初めて知りました。
さっそく買ってみると、見た目は大ぶりのグレープフルーツですね。
ジュースにしてみましたが、酸味控えめで、あまり特徴のない味。皮を剥くのに難渋しました。

調べてみると、文旦の仲間らしい。ていうか、文旦とボンタンとザボンが同じものだと、今日知りました。
そのいずれも、これまでに食べた記憶がありません。ボンタンアメを食べたことがあるぐらいです。

熊本には「晩白柚(ばんぺいゆ)」なんてものもありますね。ザボンの仲間でとくにでかいヤツ。
それから「デコポン」なら2,3回、食べたことがあります。これは熊本果実連の登録商標ですか。

私は山口県で育ったので、温州ミカンと夏ミカンはよく食べましたが、最近はほとんど食べなくなりました。
たぶんその理由のひとつは、皮を剥くのが面倒だからかもしれません。

パール柑(ザボン)の学名は「Citrus maxima」だそうです。学名を調べてみると、なかなか面白いです。

「Citrus」はミカンの仲間を表します。「シトラス」と読めますが、ラテン語的には「キトルス」でしょう。
「maxia」の意味は想像できます。つまりザボンの学名は「すごく大きいミカン」ということでしょうね。

ラテン語は、ローマ帝国で用いられていた最盛期の発音が、現在用いられているそうです。
文字の通りに「ローマ字」読みすれば、ほぼ正しい発音になるので、日本人には意外と簡単です。

温州ミカンの学名は「Citrus unshu」、夏ミカンは「Citrus natsudaidai」。たしかにローマ字のようです。
ハッサク「Citrus hassaku」、スダチ「Citrus sudachi」など、日本語を含む学名の柑橘類が意外に多い。
もともと夏ダイダイだったものが、夏ミカンという名になったいきさつも面白いですが、ここでは割愛です。

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