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語尾の無声化
- 2014/04/28(Mon) -
報道番組で、STAP細胞の小保方氏の記者会見での発言を聞いていて、あらためて感じたことがあります。
内容はともかく、その発音です。ずっと違和感を感じていましたが、どうやら語尾に問題があるようです。

「STAP細胞は、あります」の「あります」の部分を「ありまふ」って言ってるんですね。
しかも語尾の「まふ」の最後の「ふ」は、ほぼ無声音。「ありまfu」じゃなくて「ありまf」って感じ。

これで思い出すのが、社会民主党前党首の福島瑞穂氏。この人の語尾は、小保方氏と真逆。くどいんです。
「あります」と言うべきところであれば「ありますぅ」みたいに言う。

日本語の発音は通常、語尾の「ます」の「す」は無声化します。「masu」じゃなくて「mas」みたいに。

福島氏は、これを敢えて「masuu」みたいにしゃべるわけです。聞いてて子どもっぽく感じます。
逆に小保方氏は、「maf」です。これまたこれで、幼稚っぽい。

母音の無声化には、ほかにもパターンがあるようですが、国語の時間にきちんと習った記憶がありません。
外国人のしゃべる日本語で、あまり無声化ができていないそうですが、関西人にも無声化が少ないとのこと。
なかなか面白いテーマなので、また別の機会に検討してみます。

小保方氏の発音はともかくとして、福島氏は、語尾を無声化しないのではなく、できないのかもしれません。

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