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自白と冤罪
- 2014/05/21(Wed) -
またまたこの話題で恐縮ですが、PC遠隔操作事件の片山被告が昨日、すべての犯行を認めました。
一昨日も書いたように、真犯人が別にいるように見せかけようとしたアリバイ工作が、裏目に出ました。

しかし私は、片山被告がその程度のことで自供に転じたことを、意外に思いました。
もっと言い逃れると思ってました。たとえば、こう言うことも出来たはずです。
「私は無実ですが、冤罪であることを立証する決め手がないので、今回のような偽メール工作をしました」

片山被告の諦めが早かったのは、遠隔操作事件の量刑が、それほど重くないと踏んでいるからでしょうか。

一連の事件を総括してみると、さまざまな問題が浮かび上がってきます。
(1)パソコンの遠隔操作による犯罪は、冤罪を招きやすく、したがって真犯人であることの立証も難しい。
(2)なりすまし犯罪は、踏み台にされた人間の人生を狂わせてしまうので、罪は重い。
(3)無実の人間が、警察・検察の強要によってついに自白し、その結果、冤罪が完成していく。

今回の事件の被害者は、遠隔操作の踏み台にされ、無実の罪に問われた4人です。
このうち2人の自白を、強要によって引き出した警察・検察は、実質的に片山被告と同罪でしょう。

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