予想と診断と占い
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- 2014/06/08(Sun) -
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「梅雨入りは早く、梅雨明けは遅くなる」
このような予想を、先月ごろ聞いたような気がします。エルニーニョ現象のためです。 いま東日本では大雨のようですが、少なくとも熊本では、梅雨入りしてからはあまり雨が降ってません。 梅雨入り宣言は早かったとしても、実質的に梅雨っぽくないのです。予想は当たったのか外れたのか。 予想なんてのは、好意的に評価すれば「当たった」と、懐疑的に解釈すれば「外れた」と感じるものです。 先日ある患者さんが、こう尋ねました。 患「お医者さんは、自分の体のことは何でもわかるんでしょう?」 私「いえいえ、自分のことは意外とわからないものなんですよ」 患「なるほど、占いみたいなもんですね」 私は「医者の不養生」の意味で答えたのですが、医学的診断を占いと同等に見られてしまいました。 まあしかし、自分で言うのもアレですが、医者の判断がいつも正しいとは限りません。 他の病院の先生や、患者さんに教えられることも多いです、いまだに。 先日見たNHKの「総合診療医ドクターG」でも、途中で私が予想した診断はハズレでした。悔しいですが。
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